InnoVISION製 FX5600-8X W/128MBのファンレス化
InnoVISION製 FX5600-8X W/128MB
搭載されているファンが小口径高速ファンなので稼動時は非常に大きい音がします
そのため余っているヒートシンクを使いファンレス化してみました。
取り付けるヒートシンクの選択
ファンレス化するので表面積が大きく、それでいて周りのコンデンサや半田付け接合部分に接触してショートしない程度の大きさのヒートシンクを選択します。
考えた結果、Socket478用センチュリー製CPUクーラー冷戦シリーズ飛竜を使います。
このビデオチップ自体がそこまで熱を発する世代ではないので、ファンレスを前提としたヒートシンクを選択しなくても大丈夫です。
飛竜は銅コアでアルミひだの数も申し分ないのでこのままヒートシンクを加工せず取り付けます。
ビデオカードへ取り付け
ヒートシンクの取り付けにはタコ糸を使用
とりあえず、ビデオカードに空いている取り付け穴はサイズが合うはずも無く
熱伝導両面接着シートもヒートシンクを支えられるわけが無いので却下。
それで絶縁性と耐熱性があり、それでいて伸縮性はなさそうなタコ糸を選択。手元にあったから選んだだけですが・・・
AGPスロットへインストール
3スロット分消費するので贅沢です。
ヒートシンクの重さによってひもが伸びるので、ある程度たったらひもの締め直しをしなければいけません。
動作確認
BIOSまでの起動を確認。あとは3D Markを一時間ほど走られて見ましたが熱暴走等の以上は見られませんでした。
最後に
ヒートシンクをひもで固定しても案外大丈夫でした。
またビデオチップが樹脂パッケージだったため、コア欠けも心配せずにすみました。
コアむき出しのビデオチップもあるためその場合はひもで固定せず、専用のファンレスヒートシンクを使用することをお勧めします。