重ね合わせの理
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説明
重ね合わせの理
複数の電源が存在する回路網中では、それぞれの電源を一つずつにした回路の電源、電流の総和と等しくなる。これが重ね合わせの理である。
以上のような、電源が複数個存在する回路では回路計算が複雑になる。このような場合、電源をそれぞれ一つずつの回路に置き換えて計算する。
仮にR3にかかる電圧・電流を求めたい場合。図のように電源ごとに回路を分解してR3にかかる電圧・電流を求めて、それらの結果の総和を求めればよい
例
以下のような回路について右端の抵抗にかかる電圧・電流を求めたい。
電源を一つずつの回路にして抵抗にかかる電圧を求める。
各回路において求めた値の総和が抵抗にかかる値となる。
参考文献